柔軟剤のおすすめ人気ランキング25選

柔軟剤の効果とは

柔軟剤は洗濯物を柔らかく仕上げるだけでなく、よい香りをつける効果があります。最近では汗臭や加齢臭対策に有効な消臭や防臭に特化したものや、花粉などが付きにくくなる静電気防止効果が付いたものもあります。

柔軟剤の選び方

①消臭・防臭効果の高いものを選ぶ

どれだけ好みの香りの柔軟剤でも、汗のにおいや生乾き臭、たばこや食べ物のにおいと混ざるとよい香りにはなりません。売場のテスターだけでは実際に使ったときの香りがわかりませんので、今回は生乾き臭がついたタオルを洗濯したときの香りを検証します。

②香りの持続力が高いものを選ぶ

どれだけよい香りの柔軟剤でも、すぐに香りが飛んでしまってはよくありません。最近は「香りが持続する」をうたっているものが多いですが、実際にはどのくらい持つのかを検証します。

③ふんわり仕上がるものを選ぶ

柔軟剤には繊維の絡まりや摩擦による傷みを防いでくれる成分が入っています。この柔軟成分が繊維をコーティングすることで、やわらかな肌触りになります。実際に洗濯したタオルを触り比べて検証しましたので、ぜひ参考にしてください。

④使用頻度に合ったコスパのよいものを選ぶ

柔軟剤1回あたりの金額の差は数円から数十円ですが、毎日のように使うので年間ではかなり大きな差が生まれます。全ての柔軟剤の1回あたりの値段もあわせて確認して、コスパのよいものを選びましょう。

売れ筋の人気柔軟剤全25商品を徹底比較

検証①：香りのよさ

まず柔軟剤の香りのよさを検証します。この検証のために、汚れた洗濯物と一緒に洗濯して乾かさずに袋に入れて生乾き臭をつけたタオルを用意しました。強烈なにおいのするタオルを柔軟剤を使って洗濯し、実際に嗅いで比較しました。

香りのよさだけでなく香りの強さも製品によってさまざまで、海外製品に多い香りの強すぎるものは不評でした。顔を近づけるとほんのりよい香りがするくらいのものが好評で、周りの人の迷惑にもならないと高評価を獲得していました。

検証②：香りの持続力

次に香りの持続力を検証します。先ほどと同様の方法で柔軟剤を使用して洗濯したタオルを通気性のよい場所に一週間干しておき、毎日香りをかいで香りの持続力を確認しました。

検証してみると、香りの強い柔軟剤ほど香りの持続力が強く、香りの弱い柔軟剤ほど香りが飛びやすい傾向がありました。香りを長持ちさせたい場合は、香りの強い柔軟剤を使用した方がよさそうです。

検証③：ふんわり感

次に柔軟剤のふんわり感を検証します。柔軟剤を使用して洗濯したタオルを実際に触って比較しました。

検証参加者全員が、レノアオードリュクスイノセントのふわふわ感にびっくりしました。他のタオルと同じものとは思えないほどのふわふわの手触りだったからです。とにかくふんわりさせたい方はレノアオードリュクスイノセントがおすすめです。

検証④：洗濯1回あたりの値段

最後に、洗濯1回当たりの値段を検証します。「洗濯物量3kg・水量45L」の洗濯1回あたりに使用する柔軟剤の金額を計算して比較しました。

安いものでは3.1円、高いものだと45.2円と価格差はとても大きく、毎日使うと、なんと年間15,367円もの差が出ます。特別な時だけ使うならあまり気にする必要がありませんが、日常的に使う場合は1回あたりの値段を考慮して選びましょう。

【最終結果】柔軟剤のおすすめ人気ランキングBEST25

おすすめ人気柔軟剤の検証結果比較表

今回検証した25商品の中から「人からよいにおいと言われた柔軟剤3選」「化学物質過敏症の方にもおすすめ。においの弱い微香性柔軟剤おすすめ3選」「部屋干しでも臭くならない。抗菌・消臭効果の高いおすすめ柔軟剤3選」の3つをランキング形式で紹介します。悩みに沿った商品選びに役立つランキングなので、あわせてチェックしてください。

人からよいにおいと言われた柔軟剤3選

化学物質過敏症の方にもおすすめ。においの弱い微香性柔軟剤おすすめ2選

部屋干しでも臭くならない。抗菌・消臭効果の高いおすすめ柔軟剤2選

柔軟剤の正しい使い方とおすすめ活用法

よい柔軟剤を買っても使い方が間違っていると、そのよさは感じられません。正しい使い方とおすすめの活用法を知って、柔軟剤のよさを最大限に引き出しましょう。

柔軟剤の正しい使い方

意識することは少ないかもしれませんが、柔軟剤には正しい使い方があります。ここで学んで今日から正しく使用しましょう。

・柔軟剤を入れるタイミングは洗濯機の種類によって変わる
全自動の縦型洗濯機やドラム式洗濯機の場合は、洗濯を始める前に柔軟剤用の投入口に所定の量を入れておきます。そうすると最後のすすぎの際に自動的に投入されるので手間いらずです。

誤って洗剤用の投入口に入れてしまうと、洗いの際に投入されて柔軟剤の効果が出ないだけでなく、洗剤と効果を打ち消しあって十分に洗えない可能性があるので注意しましょう。

二層式洗濯機の場合は、最後のすすぎのタイミングで自分で洗濯機のふたを開けて直接注げばOKです。

・柔軟剤も洗濯物の量も規定をしっかりと守ろう
香りを楽しむために柔軟剤を多めに入れる方がいますが、避けた方が無難です。柔軟剤が多すぎると衣服に必要以上の柔軟剤が残ってしまい、汚れや異臭につながる可能性があります。

メーカーによって柔軟剤が一番機能を発揮できる量を規定しているので従いましょう。また、洗濯物自体の量が多すぎるのもいけません。汚れがきちんと落ちず、柔軟剤の効果も半減してしまいます。

場合によっては、汚れと柔軟剤が合わさって嫌なにおいを発生してしまうことも。規定量での洗濯を心がけましょう。

・香りを残したいなら乾燥機は使わない
柔軟剤の香りを残したい場合は、乾燥器の使用は避けた方がよいです。乾燥機の熱によって柔軟剤の香り成分が壊されてしまうため、香りが感じられなくなってしまいます。

特にタオルは乾燥機にかけてふかふかにしたい方が多いと思いますが、乾燥機無しでもふんわり仕上げる方法はあります。

その方法は、よく振りさばくこと。洗濯したタオルを半分に折って指にかけ、50～100回バサバサと振りさばきます。そうすることで繊維が空気を含んで立ち上がり、乾燥機にかけたようなふんわり感が出ます。

早く乾かしたい場合は、半乾きくらいまで乾燥機を使用するのもありです。

お部屋の消臭スプレーとしても活用できる。

実は、柔軟剤はお部屋の消臭スプレーとして使用することができます。作り方は、水に対して柔軟剤を5~10％入れるだけです。

スプレーボトルに入れて吹きかければ、洗えないものにも好みの香りをつけることができます。多く作って保管するとカビなどが発生する可能性があるので、使い切れる分だけを作るようにしましょう。

まとめ

今回は売れ筋の柔軟剤25商品を検証しました。自分が心地よいと感じる香りを選ぶだけでなく、周りの人にも配慮した柔軟剤選びを心がけましょう。

そして洗濯物の仕上がりにも注目すると、毎日の洗濯も楽しくなります。今回の検証を柔軟剤選びに活かして、自分に合う柔軟剤を選んでください。