除湿機のおすすめ人気ランキング9選

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衣類乾燥にも大活躍！除湿機は部屋干しの強い味方

除湿機の主な使い道は、やはり衣類乾燥でしょう。通常の部屋干しだと、日光も当たりにくく、1日中乾していてもジメジメとした半乾きになってしまいます。そうなると、生乾き臭だけでなく、カビや細菌の発生・増殖も気になります。

除湿機があれば、脱水しただけの洗濯物も、天日干ししたレベルまで乾かせます。特に衣類乾燥に特化して作られた、送風機能を搭載している除湿機の乾燥効果は目を見張るほどです。花粉やにおいが気になって、外干しができないといった悩みも一気に解決するでしょう。

除湿機の選び方

除湿機は衣類乾燥以外にも、梅雨の時期に不快な湿気を取り除いたり、冬の結露を防止したり、役立つ場面がたくさんあります。しかし、除湿機にも様々な種類があり、場面や用途によって使い方が大きく異なります。

まずは、ご自身のライフスタイルに合った除湿機の選び方を説明していきましょう。

①使うシーンに合わせて除湿方式を選ぶ

除湿機にはデシカント式、コンプレッサー式、ハイブリッド式の3種類があり、内部構造が違います。それぞれに特徴があり、活躍するシーンも異なるため、使う季節や用途に合わせて選びましょう。

デシカント式

稼働させると室温が徐々に上昇していくデシカント式は、冬場に使うのに適しています。空気中の水分を「ゼオライト」と呼ばれる乾燥材に吸着させ、ヒーターで温めて気化し、それを再び冷やして水滴にすることで除湿するという仕組みになっています。

水分をヒーターで温めるという構造上、運転音が小さいのがメリットといえますが、消費電力が高く、長時間の使用や大量の衣類乾燥には向いていません。

コンプレッサー式

夏場に向いているコンプレッサー式は、気温が高ければ高いほど除湿能力を発揮します。ジメジメした梅雨の除湿などにはうってつけでしょう。

内部の仕組みは、エアコンの除湿機能と同じです。コンプレッサーを使用し、湿った空気を冷やすことで結露させ、湿気を水滴に変えて取り除きます。

コンプレッサー式のデメリットは、冬場などの気温が低い状態だと除湿力が落ちることで、結露対策には向きません。また、空気を圧縮するためのコンプレッサーが内蔵されているので、作動音の大きさが気になる人は多いでしょう。

ハイブリッド式

デシカント式とコンプレッサー式の構造を組み合わせて、いいところ取りをしたタイプがハイブリッド式です。

両方の除湿機能を使えるのが最大の特徴といえるでしょう。夏場は電気代が安くなるコンプレッサー式を、冬場は温度上昇効果もあるデシカント式を利用することで、1年中使えます。

季節や場面に合わせて切り替えができるので、ランニングコストは低めです。年間を通して除湿機を使いたいのであれば、ハイブリッド式がおすすめです。

しかし、当然デシカント式やコンプレッサー式よりも本体のサイズが大きく、価格も高めになるので注意が必要でしょう。

②除湿能力は部屋の広さに合わせて！木造・鉄筋の違いにも注意

除湿機はサイズや機能に合わせて、除湿できる範囲が決まっています。大まかに除湿量1Lに対して2、3畳が適用面積です。ただし、部屋が木造か鉄筋コンクリートかで適用面積が変わるため、注意が必要です。

木造の場合は、鉄筋コンクリートの約半分の面積しか除湿できません。鉄筋コンクリート向けの14畳用除湿機ならば、木造だと7畳が適用面積になります。部屋の広さと造りに合った、除湿能力を発揮できる機種を選んでください。

③就寝時に使うなら排水タンク容量2L以上、もしくは連続排水できるものを

除湿した水分は基本的に排水タンクにたまるので、満タンになる前に捨てなければなりません。つまり、排水タンクの容量が少ないと、何度も水を捨てなくてはなりません。就寝中や外出中に除湿機を使う予定であれば、排水タンクの容量が2L以上あるものを選びましょう。

「寝ている間に使いたいけど、夜中に水を捨てに行きたくない」という方には、排水ホースを取りつけて連続排水ができるタイプもおすすめです。このタイプであれば、排水ホースを取りつければ、排水タンク容量に関係なく、常に除湿機を稼働できます。

④使いやすさも重要！排水のしやすさに注目

シーズンが始まれば、除湿機は毎日稼働させることになり、排水タンクの水を捨てるのが習慣になるでしょう。このため、毎日行う排水やメンテナンスがしやすいタイプを選ぶのは重要です。

ポイントは、排水タンクに持ちやすいハンドルがついているか、排水口が大きいかです。これだけで排水の利便性が段違いになります。商品情報だけでは確認しにくい点なので、通販サイトの口コミなども参考にしてみてください。

⑤衣類乾燥機能でチェックしたいポイント

便利な機能が増えてきた除湿機ですが、中でもおすすめしたい衣類乾燥機能に役立つポイントをご紹介します。

タイマー機能があれば外出中や就寝中も安心

部屋干しをするタイミングは、就寝中や外出中が多いでしょう。その間、稼働させっぱなしの状態だと気になってしまいますが、タイマー機能があれば安心できます。

1時間単位で細かく設定できる除湿機もあれば、1・4・8時間と決まった区切りでしか使えないものもあるので、自分の使い方に合ったタイマー機能を選んでください。

送風機能や消臭機能があれば梅雨シーズンでも大活躍

乾燥した空気を送ることができる「送風機能」を搭載した除湿機であれば、湿気の多い季節でもスピーディーに衣類乾燥が可能です。送風位置を調整できるモデルならば、無駄なくピンポイントに衣服を乾かせるでしょう。

一度にたくさんの洗濯物を干すのであれば、気になる生乾きのにおいを抑える「消臭機能」もおすすめです。部屋干しだけでなく、室内やクローゼット内の消臭目的に利用することもできます。

⑥メーカーの特徴で選ぶ

メーカーにはそれぞれ特徴があります。たとえば、パナソニックの除湿機であればナノイー、シャープの除湿機であればプラズマクラスターなど、強みを持っている機能が異なってきます。自分の使い道に合わせて、優れた特徴がマッチするメーカーを選べば、高い満足度が得られるでしょう。

【最終結果】除湿機のおすすめ人気ランキングBEST9

除湿機の基本的な選び方が分かってきたところで、ここからはおすすめの除湿機人気ランキングBEST11を紹介していきます。

あくまでもランキングの順位は参考程度に、自分にピッタリな除湿機を見つけてください。

一人暮らしにおすすめの小型除湿機3選

一人暮らしだと、ランキングに入る人気の中型や大型の除湿機は使いづらいです。4～6畳の部屋にピッタリな、小型除湿機のおすすめ3選もあわせてご紹介しましょう。