スチームアイロンのおすすめ人気ランキング8選

家庭用アイロンとしておなじみの「スチームアイロン」

スチームアイロンは、家電の中でも必需品としておなじみです。スチームは、衣類だけでなくぬいぐるみやカーテンに当てると消臭効果があり、衛生面でも活躍する便利な機能です。

一方で、アイロンがけが苦手な人も多く、洋服を買うときについアイロンがいらない素材を選びがちです。

今回は、スチームアイロンの選び方や、おすすめの商品、上手なアイロンがけのコツなども解説していきます。

スチームアイロンの選び方

スチームアイロンは、価格の幅が広く2～3千円から1万円以上のものまでさまざまです。価格で決めるよりは、自分の使い方に合わせて選ぶのがポイントです。

1.用途に合ったスチームアイロンの種類で選ぶ
2.取り回しやすさなら「コードレス」、熱とスチームの強さなら「コードあり」
3.かけやすさを左右する「かけ面素材」「握りやすさ」も要チェック

①用途に合ったスチームアイロンの種類で選ぶ

アイロン台使用プレス機能

スチームアイロンには、プレス機能でアイロン台を使用するオーソドックスなタイプがあります。綿シャツや麻素材などの折り目をビシッと決めるのであれば、プレス機能があるタイプがおすすめです。

スチームアイロンのかけ面素材がすべりよく、スムーズに動くものが使いやすいでしょう。当て面積が広いので、シーツやカーテンなど大きい面積をかけるのにも向いています。また、動きを自由にするコードレスタイプも次々に開発されています。

ハンガーに吊るした衣類用

洋服をハンガーに吊るしたままでアイロンがけができる便利なタイプです。ハンガーショットのスチームアイロンは最近人気のアイテムで、フリルのある服や装飾のある帽子などにも使え、ひとつあると便利でしょう。

ハンガーショットのスチームアイロンは、600g前後の軽量型でペットボトル500ml程度のハンディなものが多く見られます。充電式ではなく、コードが付いた仕様がほとんどです。

ハンガーショット＆プレス機能

プレス機能のアイロンより小型なボディに、ハンガーショット機能が備わったスチームアイロンです。当て面積が小さいので、シーツなどの大きいものには不向きでしょう。

ハンガーショットで全体のシワを取り、アイロン台で要所を軽くプレスしたい、そんな時に使います。兼用タイプは、専用に比べてハンガーショットのパワーがやや劣りますので、吊るした衣類の軽いシワを取りたい人に向いています。

②取り回しやすさなら「コードレス」、熱とスチームの強さなら「コードあり」

スチームアイロンはコードレスタイプが使いやすく、人気があります。コードを気にせず動かせるので、ストレスがありません。しかし、便利である一方、充電が減るとかけ面の温度が下がるデメリットがあります。頻繁に充電しながらかけることになるでしょう。

コードありのタイプは、電気の供給が常にあるので温度が下がることもなく使い続けられます。一方、コードを気にしながら使わなければならないというデメリットは常にあるでしょう。

③かけやすさを左右する「かけ面素材」「握りやすさ」も要チェック

スチームアイロンの滑らかな動きを左右するのは、かけ面素材です。よく使われるのは、セラミック、チタン、フッ素です。ステンレスやアルミが使われることもたまにあります。

他に、ティファールが独自開発した滑りの良いエナメルコーティングは人気があります。セラミック、チタンは動きがスムーズですが、フッ素は滑りが悪いこともあるようです。なるべく布に引っかかりにくい素材を選ぶようにしましょう。

また、スチームアイロンの持ち手は、握りやすさを考えたデザインを選ぶようにします。アイロンがけは利き手を動かし続けるので、疲れにくさを考えた軽い曲線のものがおすすめです。

【最終結果】スチームアイロンのおすすめ人気ランキングBEST11

ここからはおすすめのスチームアイロン人気ランキングベスト11をご紹介します。それぞれの項目に、5点満点で評価を付けています。

「仕上がり、かけやすさ、準備・かたづけ」の合計でトータル評価を入れました。使い勝手評価だけでなく、あて面素材や水タンク容量など、その他の仕様を含めてのランキングになっています。

この中からぜひお気に入りを見つけてください。

おすすめスチームアイロンの検証結果比較表

上手なアイロンのかけ方

スチームアイロンを上手に使うには、5つのポイントがあります。多少練習が必要ですが、コツさえつかめば誰でも美しく仕上げられるので、ぜひチェックしてください。

1．かけたいものを平らに広げる
2．パーツに分けてかけていく
3．スチームで蒸らす
4．熱で滑らせる
5．要所はプレスする

それでは順に説明していきましょう。

1．かけたいものを平らに広げる

最初に、アイロン台に乗せた衣類を、手のひらで平らにします。この時、手の感触を使って衣類にヨレやシワがないかチェックしていきます。

2．パーツに分けてかけていく

衣類は袖、襟などといったパーツごとに分けてかけます。小さい部分を先に、徐々に広い面積へと移るようにしてください。

3．スチームで蒸らす

いきなりシワにアイロンを押し当てず、スチームで蒸らすように噴射していきます。繊維に水分を含ませたら、手前を起点にしてスーッと大きくアイロンを動かしましょう。

4．熱で滑らせる

手前に戻すときは、ドライヒートに切り替えて繊維の水分を蒸発させます。行って帰っての往復で、いったん完成させるイメージです。アイロンをギザギザに動かしたくなりますが、あまり意味がありません。そればかりか、繊維がヨレて仕上がりが悪くなりかねません。

5．要所はプレスする

ラインを作りたい箇所は、強くプレスしてメリハリを付けます。折り線のコツをマスターすれば、プロ級の仕上がりに見えるでしょう。

キレイに仕上げるならアイロン台にもこだわろう

スチームアイロンを上手く使いこなすためには、アイロン台にもこだわりたいところです。自分のワードロープや家の収納スペースも考えながら、アイロン台を選びましょう。

アイロン台は大きく分けて、卓上型とスタンド型の2種類があります。

卓上型アイロン台

卓上型は、簡単に取り出せて場所を選ばず設置ができる利点があります。折りたたみ式の短い脚付きのものや、マットタイプでテーブルに置けるものがあります。どちらもアイロンの時間が少ない人が簡単にアイロンがけをするのに向いています。

デメリットとしては、短い脚付きは床に座っての作業になるので、長時間の使用が厳しいところでしょう。また、マットタイプは椅子に座ってかけられますが、空間が無い分、不便です。

スタンド型アイロン台

スタンド型は、立ったままでたくさんのアイロン作業をしたい人に向いています。本格的に細かいところまできれいにアイロンがけがしやすいところがメリットです。

デメリットとしては、スタンド型アイロン台は重さがあるので、気軽にあちこちに持ち運べない点です。大きさもあるので、それなりの収納スペースも必要になるでしょう。

アイロン台機能

・舟形
・人型シルエット
・仕上げ馬
・高さ調節付き
・アルミコーティング付き
・ボタン沈み機能

アイロン台には、作業しやすいようにさまざまな工夫が施されています。定番の舟形は、スカートなどをかけるときに差し込んで使えば、反対側がプレスされません。

人体シルエットは、舟形の代わりに首と肩のシルエットで作られています。肩の丸みを利用してアイロンがけができ、襟や袖口などの細かな部分も楽に仕上げることができるでしょう。

仕上げ馬という小さいアイロン台が付いた商品もあります。仕上げ馬は、シャツなどの袖を通して使う部品です。難しい部分も楽にアイロンがけができる便利なアイテムです。

スタンド型で高さ調節があるものを購入すると、自分に合った楽な高さで作業ができるでしょう。疲れにくく作業効率もよくなるので、調節機能付きをおすすめします。

アイロン台の表面がアルミコーティングされている商品や、アルミのカバーがついているものも売られています。アルミ効果で熱伝導率がよくなり、仕上がりにも数段差が出るでしょう。　

ボタン沈み機能では、アイロン台の一部にボタンが沈み込むよう工夫がされています。シャツなどのボタンを気にせず、キレイにアイロンがけができるのでおすすめです。

一人暮らしにおすすめのスチームアイロン

スチームアイロンは、一人暮らしをはじめたら欲しい家電のひとつです。自分一人分のアイロンがけですから、量が沢山あるわけではありません。リーズナブルで気軽に使えるスチームアイロンを選びましょう。

一人暮らしはワンルームなどの限られたスペースの場合が多いでしょう。そのため、スチームアイロンは取り出しやすく、収納の場所も取らないものがいいです。特に男性の一人暮らしの場合は、後片付けが楽なシンプルなものがおすすめです。スーツについたタバコや焼肉などの生活臭をハンガーショットで取ることができるお役立ちアイテムです。

女性の一人暮らしの場合も、やはり収納スペースを考えて選ぶといいでしょう。スチームアイロンには、アイロン台を使わないハンディなスチーマータイプがあります。

そして、プレス機能兼用のパワーがあるものを選ぶのもおすすめです。カーテンやクッション、縫いぐるみなどの除菌もできるので、一年中使えるアイテムです。

ハンガーにかけたまま使えるおすすめコードレスハンディスチーマー3選

コードレスのハンディスチーマーは、ハンガーにかけたままで使用ができます。軽めのものを選ぶのがポイントです。タンクを満タンにした状態の重さが1kg以下が使いやすいでしょう。

また、スチームのパワーが大きいことも決め手になります。ここでは、おすすめのコードレスハンディスチーマー3つをご紹介します。

まとめ

ここまで、スチームアイロンの選び方や上手なアイロンのかけ方、人気ランキング11選、ハンディスチーマー3選をご紹介しました。

スチームアイロンは重くて苦手と考える方も多いでしょうが、アイロンの重さでシワをのばすというのは昔の話です。今のアイロンは、スチームでシワを取るのが基本です。

スチームアイロンは今や必要不可欠なアイテムと言えるでしょう。この記事を参考にして、あなたに合ったスチームアイロンをぜひ見つけてください。